ハナマルユキ(14)
宮古島の貝

真野 進
(2003.10.16.)

宮古島で採集したハナマルユキのサイズを測定した。

方法

結果及び考察

 測定結果

個体
(N)

殻長(L)mm

伸長度(L/W)

扁平度(H/W)

歯数(Teeth)

Subadult
(%)

Mean

±

SD

Max

Min

Mean

±

SD

Mean

±

SD

内唇(C)

外唇(L)
92

28.9

±

3.09

35.2

20.5

1.35

±

0.048

0.64

±

0.023

14.2

15.4

0

1 サイズ殻長  

最大35.2mm、最小20.5mm、平均28.9mm、標準偏差3.09であった。この大きさは、石垣島より小さく、徳之島より小さいという、北方大型説の逆の結果となった。

2 伸長度 
 最大1.53、最 小1.24、平均1.35、標準偏差0.048であった。
3 扁平度
 最大0.70、最小0.59、平均0.64、標準偏差0.023であった。
4 歯の数
 内唇歯 13ー17、平均14.2個。外唇歯 13ー17,平均15.4個であった

5 背面の色彩変異

6 腹面の色彩変異

7 変わった個体 辺縁の色変わり

あとがき
 各地のハナマルユキのサイズを測ってきましたが、その殻長には遺伝、環境などいろいろな因子が絡まっており単純に解析できるものではないようです。