タカラガイの分類

 分類は近いどうしを集め分類群を作成することで系統樹が作成され、進化を理解する上で重要な役割をもっています。又、コレクションをする上でも対象生物を理解する上で欠かせない知識となります。
 ここのサイトを立ち上げた頃(2000年)はF.Lorenzの"Checklist 32th ver."が最新のタカラガイ科の分類表で、今もここでは基本的にこれを使用しています。
 その頃までは、殻、軟体の形態的特徴に注目した分類が主でした。その後の分子生物学の発展によりDNAの塩基配列を比較することによる分類が試みられるようになり、その結果、従来の分類では首をかしげる様なケースにも新しい光が投げかけられる様になりました。しかし一方、古典的な分類体系とは相容れないケースも多く出て来て、今は非常に流動的(混乱?)状態にあるとも言えましょう。

 ただこのようなDNAによる分類は専門の研究者にしか拘わる事が困難で、素人のコレクターが蘊蓄をこねくりまわす余地がなくなったのを淋しく感じているのは私一人でしょうか。