タカラガイ科図鑑   CYPRAEIDAE
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分 類 和  名 学  名
亜 科 ケープダカラ Cypraeovulinae
サバダカラ Bistolida
スソヨツメダカラ stolida
命名者 岩川 1919 Linne 1758
サイズ 15 - 36mm 出現頻度 moderately common
分 布 奄美諸島以南,沖縄,インド・太平洋に分布する 生息場所 潮間帯-10m 岩やサンゴ礁の下に棲む
異 名 Synonyme:draco Röding 1798, gelasima Melv. 1888
亜 種 ssp: rubiginosa Gmelin, 1791 イロアセスソヨツメダカラ 北インド洋に分布
ssp: clavicola Lorenz, 1998 未定 東アフリカに分布
ssp: kwajaleinensis Martin & Senders, 1983 クワゼリンスソヨツメダカラ クワゼリン環礁に分布
ssp: crossei Marie, 1869 ゴウシュウスソヨツメダカラ オーストラリア・メラネシアに分布

変 種
変 異

 
特 徴 卵形ー円筒形。歯は強く刻まれる。辺縁と両端には点状斑、両サイドに四個の斑が有る。背は青みがかり通常斑が有る。
P1
stolida スソヨツメダカラ Locality: Pilippines Size: 29.7 mm
この仲間は陶器のような質感と唐三彩の釉薬の流れのような力強い模様を持っている。
P2
rubiginosa イロアセスソヨツメダカラ Locality: Thailand Size: 24.6 mm
穴があいたような背の模様と茶色っぽい歯が特徴。
P3
clavicola Locality: Zanaibar Is. Size: 27.1 mm
丸っぽい背の形、底面が白く内唇側の後端が短くなっている。
P4
kwajaleinensis クワゼリンスソヨツメダカラ Locality: Marshall Is. Size: 24.7 mm
原記載によれば、背の斑は薄く腹面は薄い桃色を呈する、とあるがこの標本ではその特徴を表していない。又、背の地色も青色を欠いて桃色から薄茶色とあるがこの標本では通常のスソヨツメダカラと変わらない。
亜種とは云うが個体変異かも知れない。
P5
crossei ゴウシュウスソヨツメダカラ Locality: New Caledonia Size: 28.8 mm
この種は他に較べて両端が突き出ていること、底面の色素が少ない、背の模様がはっきりしている等の特徴を持つ。